磯崎行雄教授・太田綾乃氏講演会 開催要項
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趣旨
 高千穂町岩戸上村においては、古生代二畳紀(ペルム紀)と中生代三畳紀との境界(=「P−T境界」。今から2億5千万年前。)が知られており、化石研究者の間では注目されていました。
 地球の歴史の上でも、最大の生物絶滅が起こったのがP−T境界前後であることが、超大陸パンゲアの周辺の地層から知られていましたが、大陸から遠いパンサラサ海と呼ばれる大洋の地層からは、知られていませんでした。
 高千穂町岩戸上村の地層は、かつてのパンサラサ海の海底の地層が、プレートの移動によって、日本列島に引っ付いた地層であったため、東京大学の磯崎行雄教授と太田綾乃さんが研究の対象とされました。長さ40mほどの石灰岩層の化石を304枚ものプレパラートを作成し、顕微鏡でフズリナと呼ばれる単細胞生物を調べると、2億6千万年前頃を境に直径1cm程あった大型のフズリナが姿を消し、無化石帯をはさんで、2mm以下の小型のフズリナが登場することがわかりました。
 このことによって、「地球最大の生物絶滅は2段階に起こった」ということが、かつての大陸から離れた海底の地層からわかった世界初の発見でした。
 この学説を発表された東京大学の磯崎行雄教授と大学院生の太田綾乃さんを招待し、講演をしていただきます。
 この講演を機会に、高千穂町での文化財保護の意識を高めると共に、地域づくりの核として地域に埋もれた文化財の保護と活用について考えるきっかけとしたいと思います。

1 主催 高千穂町教育委員会
2 期日 平成13年9月1日(土)
3 時間 午後3時〜5時
4 会場 高千穂町自然休養村管理センター
5 講師 磯崎行雄教授(東京大学)・太田綾乃氏(東京大学大学院博士課程学生)
6 演題 「古生代・中生代境界での大量絶滅について」
7 募集対象及び募集人員 小学校高学年〜一般 
8 参加申し込み
とくに手続きはありません。

【問い合わせ】
〒882−1101
宮崎県西臼杵郡高千穂町大字三田井1515
高千穂町コミュニティセンター
電話:0982-72-6139