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杉登り(すぎのぼり)


しいねつひこ、うさつねひこの二神が素襖に鳥帽子姿で舞うているところに、たけみかづち(鬼神)が割って入り、舞は一段と活気が入ります。鬼神は「うれしさに我はここにて舞い遊ぶ立ち帰り立ち戻り後の都の不思議さよかがそ川の流れ絶えせん」と神々のよろこびを舞の中で歌います。「杉登り」の意味は、高千穂では古来から杉は神々が降臨、宿る樹として神社境内に植えられてきました。そうしたことで”杉登り”は「神登り」の意だともいいます。

「高千穂の夜神楽」高千穂町教育委員会より / 写真:浅ヶ部地区(撮影者:緒方俊輔)


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